FXのトレードをする上でマルチタイムフレームの考え方は必須だと思いますが、私の現在のトレード環境では複数チャートを見ることは難しいです。
そんな時に役立つのが表示させているチャートの時間軸より上位の時間足の移動平均線を表示させる方法です。
上位足の移動平均線は注意してみる必要がある
私はエントリーも決済の時も5分足を使っていますが、意識されている上位足の移動平均線で反発することがよくありますよね。
この意識されている上位足の移動平均線を5分足に表示させておけばエントリーや決済の時の判断の根拠になります。
5分足チャートに1時間足の移動平均線を表示する方法
私はエントリーや決済に5分足チャートをよく使用していますが、移動平均線はSMA(単純移動平均)で25MA、75MA、200MAを表示させています。
25MAは5分のローソク足×25本の平均値ですが、この5分足チャートに1時間足の25MAを表示させたいと思います。
考え方
- 5分足チャートの25MAは5分足×25本分=125分の平均値
- 1時間足チャートの25MAは1時間足×25本分=25時間分の平均値
- 5分足で表示するには25時間を分に直して5分で除する
- 計算式 25時間×60分÷5分=300
- 1時間足の25MA =5分足の300MA
MT4やMT5を使用している場合
私はMT5を使用していますが、上記の考え方で移動平均線の期間を指定してあげることが必要です。
5分足のチャートに上位足を表示するときの簡単な表を載せておきます。
よく使いそうな期間を計算してありますので参考にどうぞ。
5分足チャート |
表 示 期 間 | |||||
20MA | 25MA | 50MA | 75MA | 100MA | 200M | |
30分足 | 120 | 150 | 300 | 450 | 600 | 1200 |
1時間足 | 240 | 300 | 600 | 900 | 1200 | 2400 |
4時間足 | 960 | 1200 | 2400 | 3600 | 4800 | 9600 |
Tradingviewを使用している場合
Tradingviewの場合はとても簡単です。
例えば1時間足の25MAを表示させたいときは移動平均線を選択して「設定」の「パラメーター」タブの中の「時間足」で1時間足を選択するだけでOKです。後は「可視性」タブで表示するチャートで5分足を選ぶだけで5分足チャートにだけ1時間足の25MAを表示させることができます。
めちゃくちゃ便利ですね😆
ココに注意
必ず最初に上位足のチャートを確認して、どの時間足の移動平均線が市場で意識されているか確認してからチャートに表示させましょう。
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